赤ちゃんが欲しい、不妊専門の治療はいつから始めるの?

赤ちゃんが欲しいけど、自然に任せて、不妊治療まではチョットと言う方!

普通に夫婦の営みが有るのに1年経っても赤ちゃんができない場合は不妊です

避妊をしていないのに、1年経っても赤ちゃんができない場合は、産婦人科で検査しましょう。
何か不妊の原因が有るのかもしれません。

男性側の原因 陰萎、奇形、精子欠乏、精子運動率の低下など
女性側の原因 卵巣機能不全、卵管閉鎖、子宮発育不全、子宮後傾後屈など

産婦人科に行く前に基礎体温表をつけましょう!
基礎体温の変化で色々な事がわかります。

基礎体温表の話はこちら↓

産婦人科で不妊の検査から始めます

検査の結果「卵巣機能不全、卵管閉鎖、子宮発育不全・無排卵・無精子」などの原因がある場合を除き、先ずはタイミング療法や人工受精から始まります。

検査の結果、問題が無い時は「タイミング療法や人工授精」

タイミング療法や人工受精を行う場合でも基礎体温表が必要になります。
基礎体温を測る習慣を身につけましょう

タイミング療法:卵子の排卵時期に合わせて性交渉を行う事です。

人工受精(AIH):採取した精子をカテーテルを使って子宮に直接注入する治療法です。

タイミング療法は排卵日の予測がとても重要です。
自分が思っていた日と排卵日がズレている場合があります。
「排卵日がズレているから妊娠しなかった」のかもしれません!
基礎体温表から排卵日を予測する事ができます。
妊活のプロに基礎体温表をチェックしてもらいましょう。

不妊治療(人工授精)の助成金のお話↓

「体外受精・顕微受精」はいつから始めるの?

人工受精を4〜6回行なっても結果が出なかった場合に「体外受精・顕微受精」を行います。

下記の場合には「タイミング療法や人工受精」を飛ばして「体外受精・顕微受精」を行います。

  • 精子数が足りない場合や、精子の運動率が低い場合
  • 両方の卵管が閉塞している場合・抗精子抗体があり精子を受け入れることができない場合
  • 高齢で妊娠のチャンスが少ない場合
体外受精(IVF):卵子と精子を体外に取り出し受精させ、培養後に子宮内に戻す治療法です。
顕微受精(ICSI):卵子と精子を体外に取り出し精子を卵子内に入れ受精させ、培養後に子宮内に戻す治療法です。

不妊治療(体外受精・顕微授精)の助成金のお話↓

妊活は少しでも早い方が良い!

赤ちゃんが欲しいと思っている方は1カ月でも早く妊活を始めましょう

卵子や精子の細胞中のDNAは日々老化しています。
30歳を超えると急速な下り坂と思って下さい。
卵子や精子の細胞中にあるDNAの損傷は赤ちゃんの染色体異常に直結します。
染色体異常の赤ちゃんは妊娠しても発育不全で流産や死産、無事に生まれても先天性の障害を持って生まれてくる可能性が高いです。
「仕事と子供を授かる事」は比較する事ではありませんが、残念ながら子供を授かるにはリミットがあります。

高齢での妊活は染色体異常の高リスクです

30代前半で30~50%、30代後半で40~70%の染色体異常が起こります。
40代では80~90%染色体異常が起こると考えてください。

母体年齢と出生児のダウン症候群の発生率

母体年齢
(出産時)
ダウン症候群
20 1/1441(0.06%)
25 1/1383
30 1/959(0.1%)
35 1/338
36 1/259
37 1/201
38 1/162
39 1/113
40 1/84(1.19%)
41 1/69
42 1/52
43 1/37
44 1/38
45 1/30(3.3%)

※ 栄ウィメンズクリニック様の資料より抜粋

例えばダウン症候群を例にすると上の表のようになります。
20歳の母親のダウン症候群の赤ちゃんの出生率は0.06%、30歳の母親では0.1%、40歳の母親では1.19%、45歳の母親では3.3%です。
20歳を1倍として各年齢を比較すると30歳では1.67倍、40歳では1.98倍、45歳では55倍のダウン症候群発生率になります。
赤ちゃんが欲しいと思っている方は1カ月でも早く妊活を始めましょう

※ダウン症候群以外にも染色体異常がある場合には授精できない、発育できい、流産するなど出産まで至りません。

染色体異常のお話↓

不妊専門病院に行く以外に、自分でできる妊活方法

妊娠力アップの為に不妊専門病院に行く以外にできる事を紹介します。

鍼灸

鍼灸は鍼灸院で施術してもらう方法ですが、お灸はご自身でセルフケアとして取り入れていただく事ができます。
鍼灸院で定期的に施術してもらい、鍼灸院に行かない日は自宅でお灸のセルフケアをするのがオススメです。
不妊に関するケアをおこなっている施設は「鍼灸やカイロ・整体など」様々なものがあります。
国家資格(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師 等)を有した施設をお選びください。
不妊治療と併用して行う場合にはかかりつけの婦人科と相談し併用する事をオススメします。

セルフケアにオススメのお灸

漢方薬

体質に合った漢方薬で妊娠しやすい身体作りをします。
体質はお一人毎に様々で、友人と自分が同じ漢方薬が身体に合うとは限りません。
ネットショッピングでも漢方薬が購入できますが、必ず漢方薬のプロに相談してから購入しましょう。
不妊治療と併用して行う場合にはかかりつけの婦人科と相談し併用する事をオススメします。

サプリメント

最近は葉酸サプリメントが人気ですが、サプリメントは医薬品でないため品質が優劣様々です。
価格も高低様々ですが、品質と価格はある程度一致します。
世の中に販売されている商品で高価格だから高品質とは言えない物も中にはありますが、低価格には何らかのしくみがあるはずです。
購入時には品質をよく確かめて下さい。
アイリス漢方薬は品質にこだわり厳選したサプリメントのみを取扱っています。

卵子の育ちが悪い・子宮内膜が厚くなりにくい方には「棗参宝」

着床不全・不育症・流産予防には「松康泉」

ホルモンバランスを整えたい方には「たんぽぽ茶ショウキT-1」

受精卵の質・グレードが気になる方や男性の精力⤴には「紅景天」

血流を中から良くしたい方には「天中田七」

血管の内側を良くしたい方には「清巡」