月経って人と比べた事がないから自分は普通だと思っています
アイリス治療院漢方薬店ではお体の状態をお聞きしてから治療院では鍼灸施術を、漢方薬店では漢方薬やサプリメントのご紹介をしています。
お体の状態は、冷え・のぼせ、コリ・痛み、おトイレの回数や生理周期、月経血量や月経血の状態など様々内容をお聞きしてお体の状態を推測していきます。
特に閉経前の女性は生理が有る事で血の巡りや過不足を知る事ができます。
月経血はどんな色？塊はある？ない？
- 月経血が毎月少ない場合や月経血の色が淡い(朱色〜薄い赤色)場合には血が少なく血虚(貧血)が疑われます。血を補う事が必要です。
- 月経血にレバー状の血の塊(血塊)が1円玉より大きい場合には、瘀血(おけつ)と言う状態で血の巡りが悪く瘀血を改善する事が必要です。
- 月経血の色が濃い赤〜どず黒っぽい紫がかった赤色の場合にも瘀血と言う状態で改善が必要です。
正常な経血は濃すぎず薄すぎずサラサラ
正常の月経血は鮮やかな赤色(薄すぎず濃すぎず)で血塊が小さく(小指爪の大きさ位)なおかつ少ない、又は血塊がほぼ無いのが良い状態です。
子宮筋腫で月経血量が多くて悩んでる
ご来店時にお体の状態をお聞きして月経血が多くて悩んでる方がいらっしゃいます。
お聞きしているとかなり日時生活に支障をきたすくらいの月経血量で婦人科に定期的に通院はしているが処方薬は出ておらず、月経過多の状態がイヤになったら子宮筋腫摘出ではないかとの事でした。
ご本人的には月経血が多くて貧血気味なので「貧血に良いサプリメントを飲んでみたい」との事でしたが、出てしまう血を補うよりも原因である月経血量を正常にする事をおすすめしました。
試しに飲んでいただいたのは桂枝茯苓丸
飲み始めて翌日に生理が来てしまい、その時の月経血量は以前と変わらず多かったそうです。次の生理では月経血量が減りかなりナプキンの交換が楽になって、こんなにも違うのかと驚かれていました。
他の方も同様に月経過多で病院での処方薬が無く経過観察中に桂枝茯苓丸を試していただき月経血量が減りびっくりされていました。
※個人の感想で効果には差があります
桂枝茯苓丸には各メーカー様々あります
桂枝茯苓丸は「牡丹皮、桃仁、芍薬、桂枝、茯苓」の5種類の生薬からできています。
エキス製剤、錠剤、丸剤 等の種類があります。どれも桂枝茯苓丸ですが、もし飲んでみようと思われたら丸剤の桂枝茯苓丸を試していただきたいです。
何故「丸剤」かと言うと桂枝茯苓丸の「丸」がポイントです。昔ながらの桂枝茯苓丸は丸剤で生薬5種類を砕いてすり潰し丸めたものです。
エキス製剤は5種類の生薬から抽出した成分を顆粒や錠剤にしたものです。
- 「丸剤」はカツオ節を丸ごと食べる
- エキス製剤や錠剤はカツオ節の出汁を飲み、出汁を取った後のカツオ節を棄てている状態
がイメージしやすいですね！
月経血が多くて悩んでる方、丸剤のニオイや大きさ等が大丈夫であれば桂枝茯苓丸の丸剤を試してみませんか？
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