③子宮頚癌手術前日から手術日まで編~病院に1年行っても治らない「おりもの」は「子宮頚ガン」だった~

子宮頸部腺ガンで広汎子宮切全摘術の手術を受ける事になりました

子宮頸ガン、ガンの種類は「腺ガン」広汎子宮切全摘術で手術を行うとの事でした。
手術をしない場合には死に至る場合もあるとの事で、ただでさえガンが見つかるまでに14ヶ月も経過しているのですからセカンドオピニオンで他の大病院に行っている時間はありません。
早々に手術を受ける事になりました。

ガンが見つかるまでの話↓

10月15日に手術の説明を受け、入院は11月10日、手術は11月11日に決まりました。
術前の検査は10月15日までに済んでいるので、入院当日まで通院も薬の服用もありません。

コロナ禍ということがあり、コロナに感染しないように入院までの1か月を過ごす必要がありました。
入院直前まで仕事をするつもりでしたが、コロナの感染を防ぐために入院の2週間前から仕事と普段の外出も控えました。

入院当日の流れ

9:00 入院当日は朝9時に大学病院の入院予定者専用PCR検査へ行き、PCR検査を受けました。
検査後は一度帰宅し検査結果が出るまで待機していました。
陰性の場合は特に連絡は無く午後から入院で、陽性の場合は連絡が有るとのことです。
陰性で無事に入院する事になりました。
13:30 入院の手続きの前に病院内の売店に寄り手術後に必要で購入するように指示された「αショーツ・腹帯」を購入しました。
14:00 患者サポートセンターで薬剤師さんによる持参薬のチェックを受ける。
14:30 入院する産婦人科病棟へ行き入院手続きをし病室が決まりました。
15:00 病室に入り看護師さんから色々と明日までスケジュールの説明がありました。
明日の手術に向けて下剤服用。
16:00 医師による内診(Ⅱa?と聞こえた)
16:30 シャワー
臍の消毒(手術でお腹を縦に20㎝、臍上3㎝から恥骨直上まで切るため)
手術用の物(αショーツ・腹帯・弾性ストッキング等)に名前を書く。
18:00 夕食
19:00 下剤が効きだしお腹がゴロゴロしだした
20:00 下痢
22:00 消灯

手術日当日の流れ

6:00 6時起床、昨日の下剤で下痢
手術前の水分摂取は6時30分までなので水分補給
浣腸
6:30 下痢2回
手術用に浴衣への着替え
弾性ストッキング着用
7:55 手術担当医師が病室まで挨拶に
8:10 麻酔科担当医師が病室まで挨拶に
8:20 看護師さんから手術前の確認
8:30 病室を徒歩で出て手術室へ
手術フロア内の待合で順番待ち名前の確認
紙製の帽子をかぶります。
8:45 手術室に入り手術台に上がり着ている物を脱ぎモニター類を体に付けます
9:05 腰から硬膜外麻酔
酸素マスク装着
全身の麻酔が効き眠る
眠っている間に手術へ向けて色々

改めて子宮頸がん手術の説明

私は広汎子宮全摘と言う6時間の手術を受ける事になりました。
広汎は広範囲にと言う意味で、ガンの有る子宮頸部のみならず子宮、卵巣、その周囲のリンパ節や靱帯を切除する手術です。
私が行った子宮頚ガン手術は

  • 広汎子宮全摘
  • 両側付属器摘出
  • 骨盤リンパ節郭清
手術後は回復室へ回復室では激寒でガタガタ震えている所で麻酔が覚め意識が戻りました。
暖かく何かを身体に巻いてもらい寒さによる震えが止まりました。
その後ベッド移動や傷口への腹帯や着替えなどを看護師さんがして下さいました。
16:00 病室へはベッドで帰ってきました。
17:00 30~60分おきに人が来ていました(医師なのか看護師なのかは不明)
手術後当日の記憶は余りない

 

診療明細書①
診療明細書②

まとめ

手術前日は

手術前日は手術に向けて体の準備や物の準備がそれなりにありますが、のんびり過ごせました。
「αショーツ・腹帯」は1枚づつ購入しましたが、腹帯が手術傷の浸出液で汚れてしまったので洗い替えにもう1枚購入しておけば良かったと思いました。

※腹帯:腰痛コルセットみたいな外観の物で、お腹の傷を保護するのに使います。手術後傷口が傷む期間や、腹筋に力が入らない時期には大活躍します。

※αショーツ:術後に使用するショーツです。寝たままでも着用しやすくマジックテープが付いています。

手術当日の朝は

手術当日の朝は手術直前の準備や手術担当医師、麻酔科担当医師が病室に挨拶に来られて気分的にバタバタした感じでした。

手術後は

手術後当日の記憶は手術で疲れたためか、薬が効いているためか、記憶があまりなくウトウト眠っている感じでした。

今後は「手術の話、入院中の話、術後の追加治療の話、術後の後遺症(副作用)の話」などの実体験も書いていきます。