病院に1年通っても治らない「おりもの」は「子宮頚ガン」だった②手術説明編

子宮頸がんの手術を受ける事になり手術の説明を受けました

「子宮頸ガン」でガンの種類は「腺ガン」で広汎子宮切全摘術で手術を行うとの事でした。手術をしない場合には死に至る場合もあるとの事で、手術以外の選択肢はないですし、ただでさえガンが見つかるまでに14ヶ月も経過しているのですからセカンドオピニオンで他の大病院に行っている時間はありません。手術説明の時にはガンの手術の説明と手術の後遺症(副作用)の説明はありましたが、ガンのステージや生存率の説明はありませんでした。

子宮頸がん手術の説明

私は広汎子宮全摘と言う6時間の手術を受ける事になりました。広汎は広範囲にと言う意味で、ガンの有る子宮頸部のみならず子宮、卵巣、その周囲のリンパ節や靱帯を切除する手術です。

手術の説明文書①

私が行った子宮頚ガン手術

  1. 広汎子宮全摘
  2. 両側付属器摘出
  3. 骨盤リンパ節郭清

ですが、調べてみたところ、ガンが浅く小さい場合は子宮頚部のみを部分的に切除する方法もあります。

子宮頚ガン手術の種類

名称 方法
円錐切除術 子宮頚部の一部を円錐状に切除
単純子宮切除術 子宮頚部の周りの組織は取らずに子宮だけを切除
準広汎子宮切除術 子宮と一緒に周囲の靱帯と膣を2cm程度切除
広汎子宮全摘出術 子宮と一緒に周囲の靱帯と膣3~4cm、骨盤内のリンパ節(リンパ節郭清)も切除
広汎子宮頚部摘出術 子宮体部と卵巣を残し、それ以外は広汎子宮全摘出術と同じ範囲を切除

私が子宮頚ガン手術が必要な理由

  1. 術前の検査から子宮頚ガンと診断されました。手術で主な病巣は摘出可能と判断されています。手術によって原発巣や浸潤転移しやすい部位を摘出します。
  2. 治療されなければ性器出血増量、疼痛、排尿排便障害などが起こり、死に至る場合もあります。
  3. 開腹時の所見によっては予定手術ができないこともあります。
  4. 特殊組織型の可能性があり、術後の病理診断結果により追加治療が必要となることがあります。

私の子宮頚ガン手術、処置の具体的な方法と内容

  1. 腹部の正中を臍上方から恥骨まで切開します。
  2. 子宮頚部周囲および膣壁を広く合併切除し、骨盤内リンパ節郭清、両側子宮付属器摘出を同時に施行します。
  3. 手術終了後チューブ(ドレーン)留置する場合があります。
  4. 手術のみでは治療が完了しないこともあり、化学療法や放射線療法を追加する場合もあります。さらに最終的に完治しない場合もあります。
手術の説明文書②

予測される手術、処置の危険性と合併症および対策

  1. 麻酔に関連した合併症(咽頭通、喀痰、頭痛、歯牙損傷、呼吸器合併症など)が起こりえます。
  2. 手術関連出血と輸血、輸血に伴う感染症、アレルギー反応、免疫反応などが発生することがありますが稀です。
  3. 周辺臓器(膀胱、尿管、腸管など)の損傷、術後遅延性の穿孔など起こることがあり、縫合などで対応します。
  4. 神経損傷による排尿障害、排便障害が発生することがあり、排尿トレーニングや薬剤投与にて対応しますが、完全に回復しないこともあります
  5. リンパ節郭清に伴う下肢・下腹部の浮腫、リンパ嚢胞形成することがあり、必要に応じてマッサージで対応してもらいます。
  6. 卵巣欠落症状(更年期様症状)がみられた場合、希望にてホルモン補充を行います。
  7. 術後副腔内癒着やそれによる痛み、違和感、便秘などには鎮痛剤、下剤などを処方します。
  8. 術後創部感染や副腔内膿瘍などで再手術が必要になる場合があります。
  9. 術後腸閉塞や深部静脈血栓症・肺塞栓のリスクがあります。
  10. 極めて稀ですが、その他の予期せぬ合併症により重篤な後遺症や致死的な結果になる場合もあります。

広汎子宮全摘以外の代替治療などの内容と利害得失

  1. 手術以外には放射線療法、化学療法、または両者の併用療法がおこなわれます。ただし今回は扁平上皮癌ではなく、放射線療法の効果は高くないと考えられます。
  2. 化学療法はある程度の効果は期待できますが、詳細な治療方法は確率していません。副作用は選択する薬剤によって異なります。
  3. 積極的にガンに対する治療を行わないのであれば、現在または今後発生する症状に対する対症となります。いわゆる緩和治療と呼ばれる治療です。

その他に麻酔について、麻酔科医師からも別に説明がありましたがここでは割愛します。

まとめ

定期的にガン検診は受けるべき!

ガンをもっと早く発見できてば広汎子宮切全摘術で手術を行わず小さな手術で済んだのではないかと考えます。そのためには早期発見しかありません。罹患率の多いガンはガン検診で見つかりやすいので、定期的にガン検診は受けるべきだと思います。

ガンを早期発見できれば選択肢が広い!

手術の方法は時間があればセカンドオピニオンで他の大きな病院に行くのも有りだと思います。私の場合はただでさえガンが見つかるまでに14ヶ月も経過しているのですからセカンドオピニオンで他の大病院に行っている時間や悩んでいる時間が無かったので、広汎子宮切全摘術での手術を受ける以外の選択肢はありませんでした。早期発見早期治療の為にも早期発見が大切です。定期的にガン検診は受けるべきだと思います。

子宮頚ガンがみつかるまでの話↓

手術の話、入院中の話、術後の追加治療の話(口頭での手術説明の時には追加治療の説明は無かったが、説明文書に術後の病理診断結果により追加治療が必要となることがあります。と書かれていたいた)、術後の後遺症(副作用)の話などの実体験も今後書いていきます。