日焼け止めクリームとビタミンD不足の関係

日焼け止めクリームとビタミンDの関係

ビタミンDは、魚やキノコなどの食品に多く含まれていますが、紫外線を浴びることで体内で必要とビタミンDを作ることができます。
紫外線を浴びることでビタミンDを作り出すことができるので、日光浴をすれば良いだけの事ですが、女性の場合は、季節を問わず日焼け止めクリームなどの紫外線対策を欠かさないという方も多いと思います。
私も美容の観点からお顔の日焼け止めクリームはマストアイテムです。でも手や腕だけは日焼け止めを塗らずビタミンDの生産工場と諦めて日々ビタミンD作りに励んでおります。

ビタミンDの研究者によると「少なくとも1週間に2回、午前10時から午後3時の間に5~30分程度、顔、腕、脚、あるいは背中に日焼け止めを塗付せず日光に当たることで十分なビタミンD合成が行われる」との記載があります。

ビタミンDの話は下記の記事でも紹介しています↓

ビタミンDのブログの内容は・・・

  • 冬場はビタミンDの不足に注意
  • ビタミンDの働き・どのぐらい摂取すれば良い?
  • ビタミンDには種類がある・体内濃度は季節で変わる
  • ビタミンDの不足には「食事・運動・サプリメント」

日焼けはしたくない!でもビタミンD不足が心配な方はサプリメント

前述の通り「私は手や腕をビタミンD生産工場にしています」が皆様には、お顔も身体も手足も紫外線の影響を受けずにシミ・タルミなく美しくいたいただきたいと思います。
(生涯を通じて蓄積される紫外線による皮膚への損傷は加齢に伴う乾燥やその他外見上の変化にも大きく関わっている)
美容を気にされる女性に確実なのはビタミンDのサプリメントです。
サプリメントを利用する場合は、ビタミンDは脂溶性ビタミンのため摂取するタイミングがとても大切です。
1日のうちで食後が吸収効率が一番良いとされています。
また、ビタミンDは脂溶性のため体内に蓄積されます。
サプリメントを利用する場合は過剰摂取に注意が必要という意見がありますが、サプリメントはビタミンD3で、ビタミンD3は肝臓で25(OH)Dで変換され、その後、腎臓で活性型ビタミンDである1,25(OH)Dに変換されますが、体内のビタミンD濃度によってそれらの変換率が厳格に調節されています。
そのため、ビタミンD3を摂取しても過剰になる心配はないというのが専門家の見解です。
もちろん、過剰の心配がなくても、充足していればサプリメントで補充する必要はありませんので、クリニックや病院等でマーカーである25(OH)Dを測定してもらい、不足(30ng/ml未満)や欠乏(20ng/ml未満)かどうかを確かめてみて下さい。

ビタミンDはどのぐらい摂取すれば良いのでしょうか?

日本女性はビタミンDが不足しています

18歳~49歳の女性で目安とされるビタミンDの摂取量は1日5.5㎍で、妊娠中の場合の目安は7.0㎍と多めになります。2017年の国民健康・栄養調査によると、女性が実際に摂取している量の平均は20代では5.0㎍、30代では5.3㎍、妊婦では5.6㎍と、全体的に不足しているとの結果が報告されています。

詳しくは「厚生労働省」の脂溶性ビタミンの話をご覧ください↓

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042635.pdf

サプリメントで天然のビタミンD3を摂るには棗参宝がオススメ!

棗参宝には阿膠(あきょう)由来の天然のビタミンD3が9粒中に5μg配合されています。
ビタミンDの目安摂取量は1日5.5㎍で、妊娠中の場合の目安は7.0㎍と多めに必要です。
女性は全体的に不足しているとの結果が報告されています。
棗参宝には天然のビタミンD3が1日量の90%(9粒中に5μg)配合されています。
妊娠前は一日1粒、妊娠中は一日4粒で安心してビタミンDの不足分を摂取をしていただけます。

[参考文献]
1)J Epidemiol. 2011; 21: 346-53.
2)J Nutr Sci Vitaminol. 2013; 59: 257-63.
3)J Bone Mineral Research 2010; 25: 928-930

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