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高カカオチョコレートが流行していますね!
チョコレートやココアの原料として知られるカカオは最近では健康効果が注目され、健康を意識した「高カカオチョコレート」などが人気になっています。
チョコレートってどうやってできてる?
カカオマス、ココアバター、乳原料、砂糖などを加え、混合、微細化、練り上げ、調温、型に充填、冷却、型抜き、熟成させるとチョコレートになります。
チョコレートの原料は?
カカオマス:ココアの豆を発酵、乾燥させたものの皮を除いてローストし、すりつぶして作られます。
ココアバター:カカオマスに含まれる植物性脂肪分を抽出したものです。カカオマスから脂肪分(ココアバター)の一部を取り除き細かく粉砕すると、ココアパウダーになります。
カカオ:原産地は中南米の熱帯地域で。カカオの実の中の豆を取り出し発酵させて味や風味を引き出します。その後乾燥させ皮などを取り除くとカカオマスの原料カカオニブになります。
カカオニブ:カカオ豆を発酵、乾燥、粉砕・除皮するとカカオ二ブになります。カカオニブをロースト、圧搾するとカカオマスになります。
チョコレートは原料のカカオ豆を発酵させて作られた体に良い発酵食品なんです。
チョコレート、ココア、カカオニブはカカオをどの様に加工したかの違いなんです!
チョコレートは昔は薬だった!
紀元前2000年前から不老長寿、滋養強壮、疲労回復に薬として粉にし利用されてきました。薬なのでやはり苦くて、16世紀頃アステカからスペインにチョコレートが広まった頃から嗜好品として砂糖を加えた甘いチョコレート飲料になっていきました。アステカの利用法を利用しチョコレートを固形にして貯蔵運搬していました。運搬しやすくなったことで、ポルトガル、イタリア、フランス、オランダ、イギリス、オーストリア、スイスのヨーロッパ諸国に伝わり、日本にチョコレートが伝わったのは江戸時代の長崎です。
高カカオチョコレートの苦みが苦手な方は
カカオニブの味は全く甘みのないビターチョコレートって味です!カカオ豆をそのままフレーク状にしたので、香りはチョコレート、苦味の程度はビターチョコレート位の感じです。!食感はナッツに似ていて、よく噛んで食べれば満腹感も得られます。苦みはコーヒー程度なので、ブラックコーヒーが飲める方は、そのままでも違和感なく食べられます。カカオ72%のチョコレートが限界の私でも大丈夫な苦味です!
カカオニブはスーパーフード!
- ポリフェノールが豊富で抗酸化作用が期待できます
- カテキンが豊富で口臭や虫歯を予防など歯の健康を守ってくれる働きが期待できます
- 幸福感をもたらす神経伝達物質(至福物質)、アナンダミドという物質が豊富に含まれています(アナンダミドは、脳を活性化させて、やる気スイッチを入れてくれる頼れ、また精神をリラックスさせて、記憶力を高める働きもあります。)
- リグニンと呼ばれる不溶性食物繊維が豊富で腸の正常化が期待できます
- マグネシウムや亜鉛、鉄などのミネラルが豊富でイライラを抑える働きが期待できます
カカオニブはどれくらい食べると良いの?
体に良いからと大量に食べれば良いと言うものではありません。ではどれくらいの量が適量かと言うと、1回5〜7g1日に食べる最大でも体重10Kgあたり10gと言われています。カカオ豆を砕いてフレーク状にしたものなので砂糖や乳製品が全く含まれていません。ポリフェノールやミネラルなどの栄養成分が豊富なのでとても体に良いのすが、脂肪分や食物繊維がしっかり含まれていますので過剰摂取には注意していただきたいです!
ストレスを感じた時はカカオニブを食べて、幸せホルモンを増やませんか?
カカオニブのオススメの食べ方
カカオニブ単体でポリポリとナッツを食べるみたいに食べたり、アクセントとして食べるのもありです!ヨーグルトにカカオニブを散らして食べるのが一番オススメの食べ方です。クッキーなどを作る時にチョコレートの代わりに入れてもカリカリっとした食感と苦みが良いアクセントになります。
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