排卵日だけ狙っていませんか?妊活時の夫婦生活のタイミングの取り方について

排卵期のタイミング以外にもSEXをすると、免疫システムが妊娠をサポートしてくれる!

夫婦生活のタイミングの取り方についてですがインディアナ大学の論文を紹介します。

排卵期以外でもSEXすることで免疫的に妊娠に有利になる

https://www.fertstert.org/article/S0015-0282(15)01885-3/abstract

月経周期を通して性交回数を増やすことで免疫システムが妊娠に有利に働くようになることがアメリカの研究で明らかになりました。

インディアナ大学のキンゼイ研究所の研究者らは、月経サイクルに限らず性交回数の多いカップルほど妊娠率が高くなるのは、性行為そのものが免疫システムに影響を及ぼしているのではないかと考え、研究を実施しました。

30名の健康な閉経前女性に、月経サイクル中の月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4回、唾液を提供してもらい、唾液中の生殖ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)や2種類のヘルパーT細胞(Th1、Th2)が放出するサイトカイン(IFN-γ、IL-4)を測定し、それぞれの値の月経サイクル内の変動と性交との関係を解析しました。

その結果、性交のあった女性では、黄体期に妊娠に有利に働くサイトカインが優勢でしたが、性交のなかった女性ではみられませんでした。

このことから「性交によって月経周期中の免疫反応が妊娠に有利に働くようなるのではないか」とのことです。

SEXによって月経周期中の免疫反応が妊娠に有利に働くようになる

精子は「異物」免疫システムの攻撃対象になる

精子や胚、胎児は女性の身体にとっては「異物」ですから、女性の免疫システムは、当然、「精子や胚、胎児」を排除しようとし、妊娠、出産への障害になります。

免疫と妊娠には、大きな矛盾がある

外からの侵入者を排除し、自分の身体を守る働きと、精子を受け入れ、遺伝的に自分の半分の胚や胎児が成長していくことの間には大きな「矛盾」があるというわけです。

妊娠時には免疫システムが変化する

色々な研究で、精子を子宮の入り口で排除していた頚管粘液の質が排卵が近づくと変化し、精子を受け入れるようになったり、体外受精の採卵や胚移植の前後に性交することで射出された精液が女性の免疫システムが胚を攻撃しないように働いたり、妊娠すると女性の免疫システムが変化し、胎児を守るように働くようになったりすることが知られています。

排卵期以外でもSEXの回数が多いカップルほど妊娠しやすいのは、性交そのものにもそのような効果があるのではないかとの仮説のもとに今回の研究が実施され、そのことが確かめられました。

性行為をたくさんの回数行うことによって、タイミングだけでなく、免疫システムが妊娠をサポートしてくれるというのです。

このことは自然妊娠だけでなく、不妊治療中(人工授精や体外受精、顕微授精の治療周期)でも同じことが言えると思います。
人工授精でも、体外受精でも、顕微授精でも、妊活中はたくさん、SEXしたほうが妊娠に有利になるのです!

免疫が正常に働く事は妊娠にとても有利

「たんぽぽ茶ショウキT-1」に含まれる8種類の糖鎖は細胞のレセプターになり細胞間の情報伝達や細胞間のコミュニケーションを良くする事で免疫反応の正常化が見込めます。

免疫反応の正常化にオススメしたいのは「糖鎖」です

「たんぽぽ茶ショウキT-1」