妊娠と肥満「過度なダイエットは妊活に悪影響です」

そのダイエットが不妊の原因を作ったかも?

全国的に寒くなってきました。
実は冬は意外と痩せやすい季節です、後から「冬に痩せやすい方法」もご紹介します。
その前に・・・妊娠と肥満・ダイエットの関係について書いていきます。
痩せすぎが原因で不妊に悩む女性がいるのは、広く知られていることですが、実は肥満も不妊の原因になるって知っていましたか?

痩せすぎ・肥満も不妊の原因になるって知っていましたか?

痩せすぎの方は、女性ホルモンのエストロゲンの不足が原因のケースになります。
また過度なダイエットが原因で排卵障害を起こして無排卵になる方も増えています。

妊活中の女性のお客様が1年ぶりに来店されました。
「某漢方薬局で1年かけてダイエットには成功したが、月経が止まり無排卵で採卵ができなくなった」ということで当店に助けを求めて再来店されました。
お身体に合わせた漢方薬とたんぽぽ茶ショウキTー1をお飲み頂き3ヶ月後には採卵できました。

一方、肥満の方の原因は、逆のケースになります。
肥満によって、体脂肪が増加し、その結果として、ホルモンバランスが崩れてエストロゲン過多になってしまうのです。
女性ホルモンの不足・過剰ともに不妊の原因になります。
また肥満の方は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になりやすく無排卵の原因にもなります。
肥満の方は、たとえ妊娠したとしても、“妊娠性糖尿病”などの妊娠中から出産のトラブルも多いですので、妊娠前から無理のないダイエットをするよう心がけましょう。

赤ちゃんが欲しい方は自身の適正体重を知りましょう

BMI=体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で、肥満度が判定できます。

22が適正だと言われています。

日本肥満学会ではBMI25以上を「肥満」としているのに対して、日本産婦人科学会ではBMI24以上を「肥満」としています。

赤ちゃんが欲しい方は日本産婦人科学会のBMI22~24を目標にすればよいのではないでしょうか。

冬は意外と痩せやすい時期なんです!

ただし無理なダイエットには注意!

冬は痩せにくいと思われがちな時期ですが、実は夏よりも基礎代謝が上がり、痩せやすい時期です。
人間の体は体温調節をする機能が備わっているため、寒い時期には基礎体温を維持するためにカロリーを燃やして熱を作り出してくれる機能が備わっています。
しかし、寒い時期は乾燥からくる風邪やインフルエンザ、昨今だとコロナウィルスの病気にもかかりやすい時期でもあるので、無理はダメです。
特に体に負担をかけやすい食事制限ダイエットは、免疫力を低下させてしまうので要注意です!
免疫力が低下すると風邪などの感染症にもかかりやすく、治りにくいという悪循環に陥ってしまいます。

免疫力を上げつつ、ダイエットにも良い温灸をオススメ!

東洋医学のツボや経絡を利用して温灸で脂肪を燃やし、冷え性を改善すると肥満が根本から解決できます。

ダイエットにオススメの温灸方法

おへそのツボ(神闕)と太もも内側のツボ(血海)へ温灸をそれぞれ10分ずつ行う

  • 「神闕」は身体のエネルギーを増やし、新陳代謝や血液循環を促進します。
    おへその位置にツボがあります。
  • 「血海」は脂肪を燃やし水分代謝を促進し、冷え性を治します。
    太ももの内側、膝から約3㎝上の位置にツボがあります。
100名の女性に毎日へそと血海に10分ずつ(合計30分)温灸をおこなったところ、3ヶ月後には平均でウエストが3㎝、太ももが2㎝、体重が5㎏減少し、冷え性も改善されました。

体内の老廃物や燃えない脂肪の塊がセルライトです。
肥満の原因であるだけでなく、血液循環を低下させたり下半身の冷え性の原因になります。
温灸はセルライトを取り除くのに効果があります。

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