セルフケアお灸!お灸教室受講者募集中!

※新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、次回開催は未定です。

アイリス治療院・漢方薬店では2種類のお灸教室がございす。

  • お灸って何?
  • お灸って何にいいの?
  • お灸って効くの?
  • お灸って熱い?
  • お灸って面倒!
  • お灸って古い!
  • お灸って怖い!

などの疑問や不安をお持ちの方にお灸を実際に体験していただきたいと思います。

お灸の原料

お灸の原料、実は草餅やよもぎ団子になる「ヨモギ」なんです。「ヨモギ」は古くから身近な薬草として、傷口にヨモギの葉をもんで汁をつけて止血したり、虫さされやかゆみ止めにも使われてきました。又、乾燥したヨモギは艾葉(がいよう)と呼ばれ、生薬としてカラダを温め、腹痛、胸やけ、下痢、便秘など、さまざまな症状に効果があるとされてきたのです。

昔から使われてきた利用効果
循環機能・肝機能・腎機能・利尿・健胃・消化促進・整腸・便通・下痢止め・鎮咳・去痰・冷え改善・風邪予防・止血・かゆみ止め・消炎・抗菌・口腔ケア・美肌・鎮痛・滋養強壮

お灸に使う「もぐさ・艾」はヨモギからどうやって作られるかというと、
ヨモギの葉っぱの裏って見たことありますか?白くなっているのですが、これは葉の裏側をびっしりおおう白く綿毛が有るからです。
ヨモギを刈り取り乾燥させます。お灸に用いるヨモギは加工工場ではガスによる温風乾燥方式により乾燥させるみたいですが、昔は自然乾燥です。ざるなどに広げたヨモギを、風通しの良い場所に置いて天日干しし、2~3日乾燥させます。

乾燥したヨモギを、外気の湿気がなるべく着かないうちに臼でくだき、葉や茎を取り去る作業をくり返し不純物と、もぐさになる綿毛の繊維とを分離させます。

分離されたものをザルの様な一番唐箕に掛け、仕上げ唐箕を行いフカフカの綿毛だけを集めます。

このフカフカの綿毛の繊維がお灸に使う「もぐさ・艾」です。

乾燥した「ヨモギ」から1/200しかとれない貴重な「もぐさ・艾」にはヨモギに含まれる精油成分シネオールやβ-カリオフィレン、リヨンなどがあるためか、火の付きがよく、熱さも少なく火持ちもよいのでお灸に最適なんです。

色々な種類のお灸を実際に体験

昔のお灸は「もぐさ・艾」を肌に直接置いて火をつけていました。直接肌にお灸をすえるタイプのもぐさは直接灸用もぐさ・透熱灸用もぐさとも呼ばれます。お灸の痕が残る有痕灸、お灸の痕が残らない無痕灸など様々なお灸の方法があります鍼灸師がお灸施術を行う場合には現在においても直接置いて行う直接灸を行う場合もあります。

お灸はアフリカでも使われています。

お灸を上手にすえるコツは熱さを無理に我慢しないことです。

間接灸や隔物灸などとと呼ばれるお灸は和紙の上にニンニクや味噌、生姜などを患部との間に挟んで置き、もぐさをのせて燃焼させます。直接皮膚にお灸を置かないので間接的に温める用途に使用し隔物灸・間接灸と言います。ほかほかとした、やわらかい温熱刺激が感じられます。

ご自宅でセルフケア灸を行って頂く場合は直接灸ではなく、紙パルプの台座で温熱をコントロールした台座灸や紙の筒でもぐさと皮膚との間に空間を作った間接灸・器具にもぐさを入れて行う温灸器等を使用するので安全です。

2つのお灸教室で行う内容

実際にお灸を行って頂く時に皆様が悩まれるのが、お灸をするツボの場所がイマイチわからない、お灸の温度や熱さはどれくらいがちょうどいいのかわからないと言いうご質問です。

当店で行うお灸教室と個人レッスンは、お灸の使い方から始まり台座灸や温灸器など色々な種類のお灸を体験していただきます。数あるお灸の中からお好みのお灸を見つけていただきます。ご自身のツボの場所や気になる症状に良いツボを鍼灸師が直接アドバイスさせていただきます

ご自身でセルフケアに使いやすい体の場所は肘から手先、膝から足先の手が届く部分です。肘から手先、膝から足先が出せる服装でお越し下さい。素肌にお灸を行いますのでタイツやストッキングはお脱ぎいただきます。あぐらの様な体勢になる場合がございますのでスカートではなく膝までたくし上げれるズボンかハーフパンツ、スエット等が良いです。

お灸が初めての方のためのセルフケアお灸教室

参加費 2,000円(お灸のお土産付)定員 2名~4名

土曜日の午後(15時~17時)に隔月で開催しています

お灸個人レッスン

レッスン費 5,000円(お灸のお土産 約2,000円分付)

随時ご予約受付中、講習時間1時間程度